人間の身体って、色々な部位が繋がっていて関係が深い場所があるんです。
で、繋がっていると言っても、直接的にしっかりと繋がっていることとは少し違ってきまして、筋肉というか筋膜というか、靭帯・関節。
この辺りのものが合わさりあって、身体って意外なところと繋がってきており良いも悪いも悪いも影響しあってきています。
首の痛み・肩こりへの繋がり
”首の痛み・肩こり“で多くの人が違和感や痛みを感じてきているのが下図で示しているあたりだと思います。
では、”首の痛み・肩こり“に関係してきている部位はどの辺りのものになってくるかと言いますと!
背中からの繋がり
”首の痛み・肩こり“で苦しんでいる方に、結構な割合であるのが、”背中の痛み“・・・。
背中と言っても左右の肩甲骨の間あたりに痛みや違和感を感じている人は多いと思われので、”首の痛み・肩こり“と関係が深いというのも分かりやすです。
それで例えば、この筋肉
結構有名な筋肉なので、ご存知の方も多いと思う”僧帽筋“。
図を見ていただければ一目瞭然。見事に”首の痛み・肩こり“で痛みや違和感が出てくるところに位置していますもで、”首の痛み・肩こり“の原因となっている筋肉なんですが。
この”僧帽筋“、背中まで覆っている非常に大きな筋肉なっています。”首の痛み・肩こり“の”僧帽筋“に問題あがなくても、背中あたりの”僧帽筋“に問題が発生してくると、首周りにも影響が出てきて”首の痛み・肩こり“に・・・。
これって、もちろん逆のことも言えて、首周りの問題が背中の痛みに影響していることも多くあります。
って、もう一つ。
この”板状筋群“も同じく、首〜背中に位置する筋肉になっていますので、背中の問題が”首の痛み・肩こり“に影響していることは多くあります。
また、”板状筋群“の背中のあたりに問題が発生すると、”寝違え“のような首の動きに伴う痛みになることは多くありますね。
首の前側からの繋がり
この”首の前側“は、”首の痛み・肩こり“のひどい方は痛みを感じている人もいますが、何もない人にとって”首の前側“って・・・と思いますが、大きく関係してきます。
例えば、上の図のあたりの筋肉に問題というか緊張が見られてくると、顔が前に引っ張られる感じになり”ねこ背“っぽくなってきます。
まぁ〜姿勢が悪くなって”ねこ背“になってこれば、”首の痛み・肩こり“に影響が出てくるのは必然なんですが・・・。
これは”首の前側“の問題で顔が前に出てしまうことで、首の後ろ側の筋肉にテンションがかかってくることで痛みが発生してくることになります。
で、これってこの状態が長くなってくることは”ストレートネック“にもなりやすくなってしまいますし、酷くなってくると腕のシビレなんかにも影響してきますので、気をつけないといけません。
腕からの繋がり
腕の筋肉の問題が、どうして”首の痛み・肩こり“に関係してくる?って思う人も少なくないと思いますが、腕が原因で”首の痛み・肩こり“が酷くなってくる人は多いです・・・。
腕の筋肉が緊張してくるというのは順を追って肩甲骨を腕側というか外側に引っ張ってきます。これは腕の前側の筋肉にも同じことが言えます。
肩甲骨が外に引っ張られてくると、肩甲骨の内側に付着している筋肉にテンションがかかってきます。
肩甲挙筋
この”肩甲挙筋“。ご覧のように肩甲骨の内側・上方に位置し首・頭のほうに伸びていきます。
肩甲骨が外側に引っ張られることで”、肩甲挙筋“にテンションがかかり”首の痛み・肩こり“に影響してくるという流れです。
これって、仕事ではパソコンは必須のアイテムになってきますし、スマホを使う時間が多くなってきてることが関係していることが大きく。
どちらにしても腕を前に出して、指を細かく使うことが原因になっていることが腕の筋肉に問題を発生させてくる大きな要因になってきていますね
ただ、スマホにしてもパソコンにしても、もうなくなってしまったら生活できませんので、どうにかこうにかケアしていくことが必要になってきます。
まとめ
っと、こんな感じのことが身体は繋がっているということが原因で”首の痛み・肩こり“が発生という流れになります。
みなさんの”首の痛み・肩こり“は、どのパターンが当てはまりそうでしたか?
ただ、これはほんの一部の”身体の繋がり“ということで、腰・お尻・足なんかも繋がっていますので、やっぱりバランスが大事なんですよよね、身体って