普段の生活する中で上を向くことってあまりないと思いますが、上を向きにくいなって思う人はちょっと問題あるかもです。
上を向けないと
年齢を重ねて大人になるにつれて、上を向く機会って減ってきていると思います。子供の頃なんてカブトムシやセミが気になって木の上の方を見ることなんて日常茶飯事でしたが、大人になると…。
天井にある電球を変えるときか、喉が痛くてうがいをするときぐらいしか思いつきません…。
っという感じで、あまり上を向く機会が少ない・・・。で、気になることはないかもしれませんが、自分が思っている以上に上を向けてない人がいます。
また、上を向けるには向けているのですが、口が開いちゃう人。
ちょっと問題があるかもしれませんよ!
上が向けない人によくある症状としては、こんなものがあります。
- 姿勢が悪く、ネコ背
- 肩こり・首の痛み
- アゴの痛み・違和感
ざっくり言いますと、こんな症状が出てきます。
で、これって何がいけないかといいますと!!
下図で言いますと、赤い丸で囲んだあたりになってきます。
筋肉で言いますと”広頚筋・胸鎖乳突筋“なんかが、これにあたってきます。
なんとなくわかってもらえるかと思いますが、首の前側・喉の辺りの筋肉が柔軟性がなくなり固まってきてしますと、顔が前に出てきてしまい姿勢が悪くなり”ネコ背“になってきてしまいます…。
また、顔が前に出てきてしまうことで、下の図で示したあたりの筋肉が伸ばされるようなテンションがかかることで筋肉に大きなストレスがかかることになってきます。
これって、いわゆる”肩こり・首の痛み“につながってきています。
次に、特に”胸鎖乳突筋“のことになるのですが、この筋肉の付着部って見事にアゴの関節の辺りにあるんです。
なので、この”胸鎖乳突筋“の動きが悪くなってくると、アゴの付け根あたりに違和感や痛みが発生することも少なくありませんし、虫歯でもないのに奥歯に痛みを感じるってこともあります。
っと、こんな感じで、ただ上が向きにくくなっているだけなんですが、結構さまざまな弊害が身体に表れてきます。
首の前を伸ばす
上を向きにくくしているのが、首の前側になってきているなら、その辺りを伸ばしてあげればいいわけで!!
やり方はとっても簡単!
上の図のように上を向くだけ、首の前側・喉の辺りが伸びてるなって感じるぐらいにやるだけです。
この時の注意点
- 口はしっかり閉じる
- 上を向きながら左右も向く
この二つを気をつけてください!
口をしっかり閉じることで、しっかりと筋肉にテンションがかけられますし、左右を向くことでアゴの付け根にもテンションがかかり”胸鎖乳突筋“もよりしっかり伸ばせますから!
ただ、これは背中の筋肉も関係してきますので、できれば背中の筋肉もしっかり緩めておきたいですね・・・。
あともう一つ、上が向きにくくなり顔が前に出てきてしまうことで、身体が”前のめり“になってきてしまいます。
そのような時には”腹筋“が固まってくる傾向もありますので、できるなら”腹筋のストレッチ“も併用してもらった方が良いですね!!
これだけが全てじゃありませんが、首の前側はしっかり伸ばしておいて損はないです!!