事故の後遺症で”首・肩・背中の痛み”　４０代男性

交通事故は後遺症って、よく耳にしますよね…。事故直後の痛みは取れてくるのですが、違う痛みがまた現れてくることが…。

こちらの男性、右側の”肩・首の痛み・背中の痛み“があるということでお時間を作っていただきました。

原因を探るためにお話を伺いますと「仕事の内容が車の運転が大半になるということが、原因で”肩こり、首・背中の痛み“が悪化する」とおっしゃてました。

たしかに長時間の車の運転は”首・肩・背中“に負担をかけます。”首・肩・背中“はずっと動かすことなく固定状態になりますし、なにより目が疲れるということが”肩こり“などの症状を悪化させてくることは多くあります。

が、もうひとつ気になることが「２０代前半にあった交通事故以来、左側の”背中の痛み・違和感“が始まっている」ということなんです。

正直、交通事故というのは、かなりの確率で後遺症という爪痕を残してきます…。

”ムチウチ“などがいい例になってきます。

事故の衝撃で首が振られることがキッカケで痛みなどが発生してくるのですが、処置の仕方や時間と共に事故当初の痛みは改善できることが、ほとんどなくなってきます。

が、その後は首まわりの筋肉には疲労が溜まりやすく、定期的にメンテナンスしていかないと”首の痛み・頭痛“に悩まされるということはよく聞きます。

靭帯というのは関節を安定化させるために働いているのですが、事故などで頭が振られることで首の可動域以上の動きが与えられるため、首まわりの靭帯が伸びてしまうことがあります。

その結果、首まわりの不安定化を助けるために首まわりの筋肉が働いてきます。

その為に筋肉の働きは通常以上に大きくなるために非常にストレスを感じやすくなる状態になることで、疲労の蓄積と伴に痛みが現れてくるということです。

ということで、背中を中心に肩・首かけて施術を２回ほどした結果。だいぶ症状は軽減できよかったのですが、経過を見ながら後日お時間を作っていただくようにお話しました。

ホント事故は怖いです…。