闇雲に”ストレッチ“をしても効果は薄くなります。そのあたりもしっかりフォローしますよ心整体室は!!
さぁ~てと、みなさんは”ストレッチ“はやってますか?
”ストレッチ“って
”ストレッチ“ほど身体をケアするという点において、これほどお手軽で良いものは他にはないように思います。
なぜなら!気持ちさえやる気になれば、”ストレッチ“をかける部位次第ではいつどこでもやれてしまうからです!!
- さほど場所も要らない
- どこでも出来る
- テレビ見ながらでも!
”ストレッチ“ってただの柔軟体操を思われがちですが、しっかり行えば結構な運動量で汗をかくこともありますのでオススメなってるんですが、定期的に続けるとなると結構大変になってくることが・・・。
実際、”ストレッチ“をまめに行っている方は”趣味“ですね”ストレッチ“が!!
というより、日常生活の一部になってきており”寝る・食べる“と同じようなものになってきている人や毎日の習慣というかルーティーンようになり”ストレッチ“をやらないと気持ち悪くて調子が出てこないなんて思う人もいます。
ただ、その領域の人間になるのはさすがにちょっとむずかしいです・・・。ってことを言っていてもなにも始まりませんので、時間があるときはちょっとでも”ストレッチ“です。
ストレッチの効果
で、改めましてですが、”ストレッチ“の効果はいくつもあります。意外に知られていないものもありますので、ちょっと紹介してみます。
関節の可動域の改善
スポーツ時のケガ防止。あんなに重い体重の力士のケガが少ないのは”ストレッチ“による身体の柔らかさがあるからだといわれています。
また、関節が動くということはスポーツのパフォーマンスをあげることにも繋がっていきます。
たとえば、ウデを高くまで挙げれることはバレーボールやバスケットボールなどではアドバンテージになりますし、股関節の可動域が大きくなればストライドも広がり、少ない歩数で移動できたりしますから疲れにくいなんて効果も期待できます。
血液・リンパ液の流れを促進
”むくみ・冷え性“などはドンピシャで血液・リンパ液の流れに関係し影響を大きく受けてきます。血液にしてもリンパ液にしても、しっかり循環しているときは問題ないのですが、流れが悪くなると”むくみ・冷え性“などが・・・。挙句の果てには”頭痛・首・肩・腰の痛み“なんかにも影響してきます。
また、血液は身体に酸素と栄養を運んでいき、疲労物質と老廃物を回収するという働きがありますので血行不良は疲労回復に影響してきます。
なんかスッキリする
これは感覚の問題なんですが、正直侮れないと思います。先ほどの血液・リンパ液の流れを促進ではないですが、”ストレッチ“を行うことで血流が良くます。この血行が良くなるということはお風呂などで身体を温めた後と同じ感じで、お風呂を出た後は身体がスッキリした感じも得られることとよく似てきています。
もちろんですが”首・肩・腰の痛み“の予防や改善なんかにも効果はあります。また”ストレッチ“は運動みたいなものですからダイエット効果もありますし、なにより”ストレッチ“後は「運動するぞ!!」って気持ちにもなりますよね!
”ストレッチ“の注意点
ということで、注意点になります。いくら効果が高い”ストレッチ“でも、しっかりしたやり方で行わなければ効果が薄れてしまいますのでもったいないです・・・。
そんな”ストレッチ“なんですが、大きく分けて2種類に分かれてきます。
”スタティックストレッチ“
この”ストレッチ“は一般的にみなさんが思っている”ストレッチ“にだと思ってください。”スタティックストレッチ“のイメージとしては筋肉をゆっくり伸ばしていき限界付近で、しばらく保持する感じの普通の”ストレッチ“になってきます。
- 関節は固定して動かさず行う
- ゆっくり筋肉を伸ばす
スタティックストレッチ
ホント柔軟体操な感じだと思ってください。
”スタティックストレッチ“の注意点
この”ストレッチ“は反動などを入れず、ゆっくりと筋肉を伸ばす”ストレッチ“になります。筋肉に若干の痛みはあるが、苦痛ではなく筋肉が伸びてるなぁ~と思える状態のところで20秒ぐらい保持!!
これだけ!!
注意したいのは、苦痛を感じるくらい伸ばすのは逆に筋肉が収縮しようとするので効果が低下してしまいます。ということで、呼吸を止めずに通常通り、息を吐くぐらいのイメージの方が良いですね。
これは一人でもできますので、ホントお手軽でおススメです。
”ダイナミックストレッチ“
次に”スタティックストレッチ“と同じくらいの頻度で行われている代表的な”ストレッチ“で”動的ストレッチ“と呼ばれている。”ダイナミックストレッチ“というものがあります。
で、どこが違うかといいますと!!
- 関節を動かしながら行う
- 動かしながら筋肉を伸ばす」
ダイナミックストレッチ
ざっと説明するとこんな感じになるのですが、”ダイナミックストレッチ“の一番代表的なものが”ラジオ体操“
日本人なら知らない人はいないと思いますが、ちょっと思い出してみてください。関節を動かしながら筋肉を伸ばしていくというのはまさに”ラジオ体操“になってきます。
”ダイナミックストレッチ“の効果
この”ダイナミックストレッチ“の効果といいますと!
- 関節の可動域の改善
- 血液・リンパ液の流れ促進
- スッキリできる
”スタティックストレッチ“と同じようにこのような効果が挙げられます。そしてもう一つ!!”スタティックストレッチ“よりも絶対的に効果が期待できるものがありまして
”身体の代謝アップ“
カロリー消費があります。
「そりゃ~~」ラジオ体操のように、あれだけ身体を動かせばしっかりとカロリーも消費出来ますよね!
ってことは、ダイエットにも効果があるってことになります。
夏休みの朝なんかに公園で、友達みんなと集まってラジオ体操していたことが懐かしいですが。 正直なところ、こんな効果はバツグンだったんですよ。何十年も続けられている意味はあるんですね!!
毎朝のラジオ体操は健康とダイエットへの近道です。
ちなみに、”ダイナミックストレッチ”で有名なものをもうひとつ!
”マエケン体操“
”首・肩・背中の痛み“にも効きますから是非是非!
”PNFストレッチ“
”スタティックストレッチ“にしても”ダイナミックストレッチ“にしても、誰もが一度は経験したことがある”ストレッチ“だと思います。
が、ここで紹介する”PNFストレッチ“はちょっと特殊な感じで自分ひとりで行うことは難しくなってきます。が、効果は絶大になってきます!
”PNFストレッチ“とは
PNF(Proprioceptive Neuro muscular Facilitation)
固有受容器神経筋促通法を利用した”ストレッチ“になります。
「はぁ~~~~~?」って感じに思う方ばかりだと思います。で、ざっくりと説明しますと!
ざっくり過ぎますので、もう少し細かく。この”PNFストレッチ“はいくつもある筋肉の特徴の一つを利用しています。
というのは、「筋肉の長さが変わらないが力が入っている状態を10秒ほどした後に力を抜くと筋肉が緩みやすい」
これが精一杯の説明ですので、「”PNFストレッチ“やり方」のところで確認した方が分かりやすいです。
”PNFストレッチ“のメリット
この”PNFストレッチ“には他の”ストレッチ“にはない特徴がいくつもあります。
手の届かない筋肉へのアプローチ
深部にある筋肉にアプローチするのにはかなり良いですね。身体の深部にある筋肉は直接触診するのが難しく、”ストレッチ“という方法をとるしかないときもあるのですが、そんなときに”PNFストレッチング“は非常に成果が出せます。
動かすと痛みが強いとき
”寝違え・ギックリ腰“などの関節の可動域が著しく低下し筋肉自体の圧痛が強いときなどは役立ちます。他の二つの”ストレッチ“では痛みが出て行うことができない場合には”PNFストレッチ“は安全かつ的確に行うことが可能になります。
効果が大きい
ほかの”ストレッチ“と比べても、手間がかかる分だけに効果が断然に大きい。
と、このようなメリットがあります。ここだけを見ると”PNFストレッチ“さえやっていれば良いような気がしてくるんですが、この”ストレッチ“には大きなデメリットがありまして・・・。
一人で行うのはむずかしい
補助してくれる人がいないと、かなり行いにくくなってきます・・・。
”PNFストレッチ“のやり方
一番わかりやすいと思われる。太ももの裏側である”ハムストリング“で紹介してみます。
- 仰向けに寝て。ストリッチかけたい足を挙げる
- 補助の人は①、ストレッチかけられる人は②の方向に力を入れる(このとき、全力の6,7割ぐらいに力で②の方向に力を入れ、補助の人はその足の位置で耐える感じで10秒)
- この後、ゆっくりストレッチ(これを5セット)
この”ストレッチ“、力を入れたときに痛みが出るようならば、力を緩めても効果はありますので、ギックリ腰などで筋挫傷を起こしている場合でも筋肉を傷めることなく柔軟性を持たせ関節の可動域を改善させることが出来ますので大変便利です。
ただ、何度も言いますが一人ではやりにくいのが難点です。