若干な予兆はあるって言いますけど、急な”ギックリ腰“なんかになって動けなくなって、仕事に支障が出るって最悪ですよね・・・。
”ギックリ腰“・・・。ヨーロッパでは「魔女の一撃」なんて言われるほどに、腰に恐ろしい痛みを感じることが多いうえに、キッカケといえるものはさほどなく不意に襲ってくるので始末が悪いです。
何気ない日常を送っている最中のホント些細なことをした瞬間に痛みが現れ、あれよあれよという間に身体の動きに制限がかかってきてしまい、酷いときには歩くことも困難になってしまうこともあるのでホント怖いです。
それでこちらの女性、いつもは1ヶ月に2回ほどお時間を作っていただき”身体のメンテナンス“をさせていただいています。
このようなスパンでお越しいただいてからは”ギックリ腰“になることはなかったのですが、ここ1ヶ月あまりはプライベートが忙しくお越しいただくことが出来ていない最中に”ギックリ腰“に襲われました・・・。
プライベートが忙しいということは、いつも以上に身体への負担が大きく疲れていたんでしょうね。正直なところ忙しいときほど”身体のメンテナンス“が必要なんですけど・・・。難しいところです。
ですが、今回はさほど酷い感じでなかったのが幸いです。
”ギックリ腰“は腰まわりの筋肉が筋挫傷をおこし炎症が出ている場合が多いので、処置の仕方を誤ると痛みが酷くなり大変なことになることもありますから注意が必要になってきます。
最近は結構歩いたということで殿部から下肢の緊張が大きく見られます。とくに殿部の筋肉は緊張感が強く、股関節の可動域の減少が・・・。
殿部の筋肉の緊張は”仙腸関節“の動きを悪くしてくる傾向にあり”腰痛“というか”ギックリ腰“にも大きく影響してきます。
ということで殿部から下肢の動きをとることを中心に施術を行った結果!
「たいぶ身体を動かすのが楽になった」とおっしゃって帰られました。
”ギックリ腰“ように急性時の症状の場合は対応を間違えてしまうとエライことです。
基本的には患部を冷やすというのが定番になってきていますが、ただ”ギックリ腰“の時は全身の筋肉が緊張している場合が多いので、患部以外の背中などは温めて緊張を取ってあげることもいいと思います。