神経痛なんて聞くと、なんか歳を重ねてきたみたいですけど。気付いてないだけで若い方にも多い”坐骨神経痛“・・・。
”坐骨神経痛“というか神経痛なんていうと、どうしても年配の方の症状というイメージがあると思いますが、意外にそういうわけではなく30代ぐらいの若い方でも発症しているケースも珍しくはありません。
ただ症状が軽いため本人が気付いていないだけで・・・。
軽度 ツッパリ感
↓
シビレ
↓
痛み
↓
重度 筋力低下
っと、このような感じになってきているので軽い症状ですと、気づかずにわからない方もいらっしゃるのですが。
ちなみに”坐骨神経痛“の症状が発生する領域はピンク色で示したような感じで。
”坐骨神経痛“の領域
また、意外な身体の異変が”坐骨神経痛“なんてこともあり、その症状が!
- 足がつりやすい
- 足が疲れやすい
こんな症状などは”坐骨神経痛“が原因ということもありますので注意しなければいけないところです!!
で、先日お越しいただいたこちらの男性。1ヶ月前から”腰が痛く“なんとなくだけど”右足の太ももの後~ふくらはぎにシビレ“があるような気がするということなんです。
普段から”腰痛“ということはほとんどないそうで、今回の”腰痛“にしても”右足の太ももの後~ふくらはぎにシビレ“の症状にしても、なにがキッカケかも全然わからないということです。
そんなこんなで、あまりに感じが悪く、良くなる雰囲気もないので病院で診ていただいたところ。”軽いヘルニア“ということだったようです。
この”軽いヘルニア“というのは・・・。
この”軽いヘルニア“って言われた場合は、”腰痛・足のシビレ“などの原因が”ヘルニア“でないことは多々ありまして・・・。もっと他のところに原因がある場合が少なくありません。
ということで、怪しいところを調べていくと。こちらの男性の場合は右の股関節の動きが非常に悪くなっています。
股関節の動きが悪いということは、まず殿部の筋肉の緊張が考えられます。で、”足のシビレ“があるということは”中殿筋・梨状筋“の緊張からくる”坐骨神経痛“が怪しくなります。
”小殿筋“のトリガーポイントからくる関連痛も怪しくなってきます。
というわけで、まずは股関節まわりの筋肉を中心に施術を行ってみると「初めよりも右足が軽くなった」やっぱり殿部の筋肉が原因の一つだったみたいですね!
”腰痛“に関しては”背中~腰“の筋肉が単純に疲れが溜まって固まっていましたので、しっかりと筋肉のストレスを除去させていただきました。
お帰りに際は「まだ完璧ではないけど、来たときより動きやすくなった」という感じでよかったです。
最後にこちらの男性、お仕事の関係で「車の運転が長い」ということなるそうです。”腰痛“は座っている姿勢が負担をかけてきますので正直なところ立っている方が腰に関しては負担が少ないので座り方をアドバイスさせていただきました。
”腰痛“なんて”座り方“を変えるだけで劇的に変化することもありますので気を付けないといけませんね!!