重要で大切な”腸腰筋”

最近ではイロイロなところでも紹介されることが多くなった”腸腰筋“。一昔前までは「なに?その筋肉って?」って感じでしたけど、筋肉自体の働きは超メジャー級になるんです!!

腸腰筋とは

今回は”腸腰筋”(ちょうようきん)です。心整体室のHP内でも何度か紹介している筋肉になってくきてますし、ボクの中での人間にある筋肉の中でベスト3には絶対に入ってくる非常に大切かつ重要な筋肉になってくるのが”腸腰筋“です。

また、名前の中に「腰」という文字が入ってくるぐらいですから”腰痛“にも深い関係がある筋肉なんで、”腰痛“持ちの人は注意したい筋肉になってきます。

”腸腰筋“とは?

”腸腰筋・腸腰筋“っていうけど、実際にどんなものか知らない方が多いと思うので、ここで紹介していきます。

”腸腰筋“の構造

”腸腰筋“といいましても実際には、”腸骨筋・大腰筋・小腰筋“という3本の筋肉で構成されています。ですが、”小腰筋“に関しては欠損している人が多いために今回は省いていきます。

腸腰筋

この筋肉は、身体の奥深い深部に位置していますので非常にわかりにくく、自分で自分の”腸腰筋“触ることも正直困難になってきます。となると、イメージしにくいかもしれません。人間っていくら自分の体の筋肉でもイメージできないと、自分で”腸腰筋”腸腰筋“を使っていると感じることは難しくなることが多いです・・・。

”腸腰筋“の作用

腸腰筋の働きはお辞儀股関節の屈曲

一番わかりやすいのが”走るときなどでヒザを上げる動き“になってくると思います。または”真直ぐ立っている状態からお辞儀をする動き“なんかは”腸腰筋“の働きがあってできる動きになってきます。

意外と走ったりするときに足を上げる運動には、太ももの前側にある筋肉を使っているイメージがあると思います。たしかに間違ってはいないのですが、一番メインで働いているのは”腸腰筋“になります。

また、もう一つ重要な働きがありまして、”腰椎の前弯を形成し姿勢を保つ“働きをしています。これはいわゆるインナーマッスルでの働きになるのですが、”腸腰筋“がしっかり働いているおかげで人間は直立で立っていることができているんです。

”腰痛“との関係

最初のところで紹介したように”腸腰筋“の不具合は”腰痛“との関係がとても深くなってきます。実際、筋肉の名前の中に「腰」という字が入っているので当たり前ていえばそうなんですけどね・・・。

”腸腰筋“が過剰に緊張している時の”腰痛“の特徴は「身体を反ったり、仰向けで足をまっすぐに伸ばして寝たりする時」に腰に痛み・違和感を感じたりすることがあります。

先ほど紹介したように”腸腰筋“の働きは”股関節の屈曲“になってきます。正常な状態であれば問題ないのですが、”腸腰筋“が緊張状態にあるときは反対な動きになる”股関節の伸展“では筋肉がうまく伸張しないために痛みや違和感を発生させてきます。

”股関節の伸展“というのは”身体を反る“動きと同じものになるので”腰痛“の原因になってくるわけです。

腸骨筋と腰痛

長時間、座って仕事をする人などは”腸腰筋“を緊張させやすいので、こまめに身体を反る運動などをして”腸腰筋“を動かすことを意識していただくと腰痛予防になりますので気をつけてみてください。

股関節・ヒザにも影響が

また、酷くなると”股関節・ヒザ“にも影響することもあるので注意が必要です。股関節といいましても”そ経部”の痛みが発生するケースで”腸腰筋”の緊張がキッカケになり、表層部にある”そ経靭帯”と擦れ合うことで痛みが出てきます。

ヒザに関していいますと、一番は”反張膝“になってきます。”腸腰筋“の緊張により腰椎の前弯がきつくなることでヒザ関節の過伸展がもとで痛みが出ることがあります。

”反張膝”の詳しくは▶

ちょっと”腸腰筋“の面白い話

こんな身体の奥の方にいて控えめな”腸腰筋“なんですが、ちょっと面白い話もあります。

世界のトップは!!

10年以上前の話なんですが、NHKでこんな番組をやってました。

その当時の陸上短距離界でトップで君臨していたジャマイカ出身のアサファ・パウエル選手が凄かったみたいなんです。このパウエル選手の”腸腰筋“が日本の短距離の選手の倍以上の太さがあり、内蔵などを押しのけて発達しているということをやっていました。

スプリンターの腸腰筋赤いところが”腸腰筋”

世界のトップで活躍している選手というのはやっぱりハンパないですね、ホントに!

”腸腰筋“の体験談

この情報に関していえばボク自身が体験しているので効果を実感できること間違いありません!!

    ”腸腰筋“を鍛えると

  • 骨盤が締まりお腹まわりがスッキリ
  • ヒップアップ効果がある

ボクはほとんど毎日なんですが、腰痛予防のために腹筋運動をするようにしています。ちなみに腹筋を鍛えることは腰への負担が軽くなり”腰痛“になりにくくなるということで、腰が痛いときに腹筋運動なんかすると症状が酷くなることもありますので勘違いしないでくださいね!!

腸腰筋を使う腹筋

足を床から10cmぐらい上げて2分間我慢!!

ちょっと話がそれましたが、腹筋運動だけではありませんが、どんな運動もそうなんですが人間なんてどこかで楽しようとします。それがここにも現れて”腸腰筋“を使うことによって、この腹筋運動も意外に容易にいけるんです。

それによって、当初の目的とは違ったんですが”腸腰筋“が強くなり骨盤が締まるというボーナスをいただいたわけなんです。

ってなわけで再度!

    ”腸腰筋“が強くなると

  • ”腰痛予防”になる
  • 骨盤が締まり、きれいな姿勢
  • 短距離走が速くなる可能性が

”腸腰筋“は女性に弱っている方が多く見られると思いますので、少しづつでもトレーニングをおススメします。

腰痛

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