朝起きたときに”寝違え“なんかになって”首の痛み“が出たら、ホント一日が台無しになっちゃいますよね・・・。
そう、このことです!!
っていう、”寝違え“なんですが、みなさんも一度ぐらいは経験があると思います。朝起きたときに「あれっ!」って感じで首に違和感が・・・。みるみるうちに首の動きに制限がかかりだして、気付いたら首を動かしたときに「いたっ!」って痛みを感じる。
左右どちらかだけが向けないならまだ良いほうで、上下左右ほとんどの可動域に制限が出てしまうことも少なくありません。ホントに正面だけしか向くことができないなんていう、非常に酷い症状の方も結構いらっしゃいます・・・。
ですが、そんな可動域に制限がかかった酷い首の方でも、わりと平気に車を運転して来られる方もいらっしゃいます。たしかに最近の車はバックモニターが付いていますので後ろを振り向かなくても後ろを確認できますが、ホント危険ですので絶対やめてください!!
”寝違え“の原因
ってな感じで日常生活にもかなり影響してくる”寝違え“なんですが、何がどうなって痛みを発生させてきているか原因って、一体何になってきてるのかと言いますと。
絶対的に”肩こり“
まずはこれですね!!”寝違え“の一番の原因はといいますと、”肩こり“が挙げられます。正直、”肩こり“の延長線上に”寝違え“があるといっても決して間違えではありません。
”肩こり“は普段から”肩・首・背中“まわりの筋肉に緊張感が引き金となり、首や肩に痛みや違和感を発生させているんですが、そんな”肩・首・背中“まわりの筋肉が固まっている状態で!
- 寝ているときの姿勢が悪かったり
- 首まわりが冷えてしまったり
してしまうことがキッカケになり”寝違え“が発生するケースが多くあるように思われます。
というより、”肩こり“で緊張感があり痛みを出している筋肉と”寝違え“の原因になってくる筋肉は共通してくるものが多くあります。
この”肩甲挙筋“という筋肉、首の回旋運動時に一番に働く筋肉似るのですが、”寝違え“の時に傷めてしまう筋肉の代表になってきます。
また、上下の運動時の痛みに関しては、首の後ろから背中にかけてある”板状筋群“も気になってきます。
やっぱり姿勢が関係
この姿勢に関しては”寝違え“に限らず、身体のあらゆる症状にも当てはまることなんですが、普段からの姿勢が”寝違え“にも大きく影響してきます。
”ねこ背“
これはほんとに天敵です。
”ねこ背“で顔が前に出てしまうことで、首の前側の筋肉である”胸鎖乳突筋“を緊張させることになります。 で、”胸鎖乳突筋“は”肩甲挙筋“と同様に顔を左右に向かせたり、また顔を下に向かせる働きのある筋肉になってきます。
この”胸鎖乳突筋“が緊張することにより首の動きに制限がかかることで”寝違え“での首の痛みが出ることは多々あります。
”寝違え“のときに”胸鎖乳突筋“自体には、さほど痛みが出ないことのが多いのですが”寝違え“の原因には非常に大きく関係してきます。
ちなみに、この”胸鎖乳突筋“を緊張させる方はなぜか?女性に多いようで、その中でも特に小柄な方が多いように・・・。
小柄な方の車の運転によく見られる背中はシートに付いているのですが、
顔だけ前に出して運転されている方はなどは”胸鎖乳突筋”を緊張させる傾向にあるので注意が必要です。
”寝違え“のときの対処法
なら、どんなことに注意すれば”寝違え“を予防でき対応でき、もし”寝違え“になってしまったときにはどんな感じに対応していけばいいかといいますと!!
”寝違え“への予防
まずは、これが重要にになってきます。
”肩こり“を酷くしない
普段から運動やストレッチを行ったり、マッサージや整体等でメンテナンスしてもらったりして”肩こり“を酷くしないこと。
姿勢に注意する
パソコンを使っている時なんかはに”顔が前に出る“傾向に思われます・・・。顔が前に出てしまわないように顔を後方に引くことを意識して姿勢に注意する。
顔を後方に引くことは”ねこ背“の改善にも大きく影響しますし、姿勢が良くなれば”首の痛み・肩こり・背中“など身体の不調も改善できると思いますので、一番気をつけてほしいことは姿勢ですね!!
原因から考えると当たり前のことなんですが、この2つのことぐらいを注意してもらうことで”寝違え“になりにくくすることはできると思います。
”寝違え“への対応
”寝違え“のときはいちじるしく首の動きに制限が出る場合が多いため、普通にストレッチ等をすることがむずかしいなってきますから痛みの出る動きはできるだけ避けましょう。
何より安静が一番
痛みが強い場合はシップも有効的です。”寝違え“は筋肉の緊張が原因の場合が多いので温シップといいたいところなんですが、首まわりの皮膚はとても敏感 なので温シップだと刺激が強い場合があるので注意してください。
ただ、ここをやってあげるといいことも!!
首の下、肩甲骨の間の背骨の際を上下にマッサージすると、結構首の動きに改善が見られることもありますので、やってみる価値はあります。
”ギックリ腰“もですが”寝違え“も生活に大きく影響してきますので、できればなりたくない症状になるため十分に注意してください。