上が向けないってホント不便になってきて、おちおちビールも飲めません・・・。しばらくぶりでの症例紹介になります。
今回は”寝違え“と”背中の痛み“でお困りの30代女性になります。
”寝違え“・・・。
この”寝違え“は”ギックリ腰“と同様に日常生活にかなり影響が出てきますので、ホント気を付けなければいけないのですが、この2つの症状は「あれっ・・・」と思ったら違和感が出てきており知らないうちの痛みが悪化してきて、気が付いたら酷い目に合わされるなんてことが多い症状なので厄介なんですよね・・・。
で、こちらの女性はこの冬から”首に痛み“が酷く、よく”寝違え“のような症状にも何度もなったのですが、日にち薬のようにしばらくすると改善してきていたため、そこまで深刻には考えていませんでした。しかし、今回はもう1週間以上良くならない・・・。というより酷くなっているような気がするし全くもって良くなる気配がない・・・。
しかも、今回は今まで以上に上が向けない・・・。左右も向けないのですが、上を向くことがホントにツライ・・・。それに伴い”背中も痛い“・・・。
正直なところ、まぁまぁ酷い感じです・・・。
上を向いてもアゴが少し上がるくらいですからね・・・。ここまでくると日常生活をするのにもイロイロと不便になってくると思います。
と、施術なんですが、その前にイロイロと話を伺っていく上で気になる点が!!
気になる点
「長時間のスマホ」
「悪い姿勢でのパソコン業務」
「1年ほど前は酷い”腰痛“」
スマホやパソコンは”首の痛み・肩こり“を悪化させる大きな要因になってきますので要注意です。
それと気になるのが、1年ほど前の”酷い腰痛“なのですが、この”腰痛“は寝るときにヒザを抱えるぐらいに丸まらないと寝られなかったというほどの”腰痛“だったようです。
今回は”首の痛み“がメインになってきますので、しっかりは診れませんでしたが・・・。おおよそ!!この”腰痛“は”腸腰筋“が悪さをしているように思います。
丸まって寝ている時というのは、”腸腰筋“のテンションが少ない状態ですから”腸腰筋“に原因があり腰に痛みがある場合は、ヒザを伸ばして寝ると痛みがあり、ヒザを曲げると楽になる傾向にあります。
で、本題の”寝違え“なんですが、この4つの筋肉が気になってきます。”板状筋群・肩甲挙筋・上腕三頭筋・胸鎖乳突筋“
- 肩甲挙筋“へのP.I.R
- 上部胸椎の可動域改善
この2つが重要ですね!
お帰りの際は左右の動きは良くなったのですが・・・。上への動きはもう少しという感じでした・・・。が、後日に「上が向けるようになり缶コーヒーも飲めるようになった」と連絡をいただきまして、これで一安心です!!
車の運転しかり、首が動かないのはホント危険が多いので注意してくださいね。