”シビレ“の原因は様々です。疾病からくる深刻な”シビレ“もありますので十分な注意が必要になってきます。
今回紹介させていただくこちらの女性。当初は”坐骨神経痛“で長時間立っているのがツライということでお越しいただいていましたが、今では階段の昇り降りも問題なく行えるようになって良かったのですが、ここ最近、右手の第2・3指の指の腹側に”シビレ“があるということでお時間を作っていただきました。
正直、”シビレ“というのは侮れません・・・。
脳梗塞などの大きな疾患が原因で起こることもあり、命に関わってくることもあるので気を付けないといけません。
その他、”シビレ“の原因として挙げられるのが、おおよそこの二つになると思われるのが血行不良と神経圧迫が考えられます。
で、こちらの女性の”シビレ“の原因は・・・。
指の使いすぎ
最近、編み物にどっぷりとはまってしまい長時間やってしまっているみたいなんですが、それがいけなかったみたいです。
指を動かす筋肉というのはヒジから下の前腕部分に集中しています。
しかも、その前腕にある筋肉の間には様々な神経や血管が通っているために、このあたりの筋肉が緊張してしまうことで神経や血管を圧迫してしまい”シビレ“などの症状を発生させることは珍しくありません。
編み物でもパソコンでもそうなんですが、指を酷使する方はどうしてもこの前腕部の筋肉に負担が掛かってくるために、よくある症状になってきます。
また、同じような原因がキッカケで手首あたりに痛みの出るのが”腱鞘炎“になってきますので、指を酷使される方はホント注意しなければいけません。
こちらの女性の場合は指の第2・3指の”シビレ“になっていましたので神経の圧迫が怪しくなってきますが、手が全体的にシビレがある場合などは神経の圧迫ではなく血行不良が考えられます。
”シビレ“は気になってしまうとホント気持ち悪いもので非常に厄介になってきます。
また、”シビレ“ている部分の感覚が鈍くなってしまうことで物を落としてしまうこともあり生活にも支障が出てきますので注意が必要ですね。