ストレッチの必要性って?

一番お手軽にできる身体のケアとしては、やっぱりストレッチが一番ですよね!!テレビを見ながらでも出来てしまうなんて、全くもって素晴らしいストレッチなんですが!!

ステリッチが打ってつけ!

ただ意外と続けられないんですよね・・・。

健康のために何か運動しなければと思っている人は多いかと思いますが、仕事やら家事に追われ運動する時間がない・・・。

ですが、ストレッチって外でも家の中でも場所を選ばずに暇さえあれば、さほど道具も要らずに出来てしまうのが最高ですね!1日5分でもストレッチを続けることができれば身体の変化は感じられると思います。

ストレッチをすることで関節の可動域を広げることができますので、正しい姿勢が取りやすくなってきます。背中を丸め”ネコ背“になってしまうと年齢以上に老けて見えてしまいます。アンチエイジングにも効果も考えられます。

また、スポーツなどをしてもケガをしにくくなってきます。

実際に大相撲の力士なんかは日々股わりなどのストレッチをしていますので、身体が非常に柔らかい!!ですから実際、あの体型あの体重で相当な運動量なのに意外とケガは少なくなってきているんですけどね!

ですが、ストレッチをやらなくてはいけない理由って他にもあるので、今回はそのあたりを紹介してみます。

筋肉が硬くなるのは・・・。

「年齢を重ねると筋肉は硬くなるから仕方ないね・・・。」なんて思いってはいけません。たしかに子供の筋肉はバツグンに柔らかく柔軟性がありますが、しっかりとしたケアを続けていれば大人になっても柔軟性のある筋肉を維持していくことはちゃんとできるんです。

ちょっと、ここからはややこしい話になるのですが・・・。

筋肉は筋線維という細長い細胞を無数に束ねたものになってきています。で、その筋線維にはアクチンとミオシンが交互に重なるサルコメアというユニットが一列に連なる筋原線維が詰まっているらしいのです。

身体の動かそうと神経から筋肉に信号が伝わるとアクチンがミオシンの間に滑り込み、そのときにサルコメアが一斉に短くなるために筋肉は収縮できるというわけです。

ですが、運動などで身体を動かすことが少なくなり筋肉を使わないとサルコメアが減少し筋原線維が短くなるために関節の可動範囲は狭くなると伴に筋肉は硬くなっていきます。

可動域が狭くなる

ということなので、デスクワークで長時間同じ姿勢をとることやスポーツなどで反復運動を続けたりすることで、特定の筋肉に負担が集中してサルコメアが固まります・・・。

筋肉が硬いと血液循環が悪くなるし正しい姿勢も取りにくくなってくることで、身体の動きがギクシャクとした不調が現れ、運動時のケガや日常での転倒しやすくなってきますので注意が必要です。

筋肉の特徴が姿勢を崩す

筋肉って様々な特徴があるんです。持久力のある筋肉があったり瞬発力のある筋肉っていうのもあったりするのですが。

固まりやすい筋肉や弱くなりやすい筋肉なんていうものもあるんです。

分かりやすい例を挙げるとすれば”ネコ背“に関係してくる筋肉があります。

固まりやすい筋肉は”大胸筋“・・・。”大胸筋・小胸筋“が固まってしまうことで肩が内側を向いてしまい、背中が丸くなる傾向になるので、いわゆる”ネコ背“が酷くなってしまいます。

  • 大胸筋

次に弱くなりやすい筋肉は”菱形筋“・・・。

菱形筋

上の図を見ていただければ分かるように”菱形筋“は背骨と肩甲骨をつなげている筋肉の一つになるのですが、”大胸筋“が固まってしまう上に”菱形筋“が弱くなってしまい肩甲骨はより一層外に広がってしまい、肩を内側に入れてしまうような”ネコ背“の形を固定してしまいます・・・。

このようなことを防ぐためにストレッチをして固まりやすい筋肉に柔軟性を与え、運動などで弱くなりやすい筋肉をしっかりケアする必要があります。

疾病の予防にも

ストレッチすることで病気が予防できるなんて疑いたくなりますが、あるんですよ!!ストレッチすることで筋肉に柔軟性を与えるということは、まわりの組織にも大きく影響を与えてきます。

ストレッチで血流改善

固まった筋肉に挟まれた血管は収縮するスペースが小さいために血管に圧力がかかり血流も悪くなってしまいます。逆に柔らかい筋肉になれば血管に掛かる圧力も低くなり血液の流れもスムーズになってきます。

このようなことを考えると、柔軟性のある筋肉の場合は血圧を下げることができるので動脈硬化のリスクを下げれらしく、心臓病・脳卒中の予防にも効果があるといわれています。

代表的な三っつがこんな感じになってきます。たかがストレッチなんですが、様々な効果も期待できます。一日一日少しでも構わないのでつづけていくことが大切になってきますね!!

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