知らないタイミングで痛みが襲ってくる”ギックリ腰“・・・。その痛みもまぁ~まぁ~大変で仕事やあ生活なんかにも支障が出る始末ですから、気を付けなきゃいかんのですけどね・・・。
今回紹介する30代男性ですが、昨日から”右腰の痛み“で歩くことが辛くなり、左に身体を傾けられなくなり仕事も辛く帰ってきたとのことで連絡いただきました。
今回の”腰の痛み“なんですが、原因的なものは本人には全く心当たりがないということなんです・・・。強いてあげるとなれば1ヶ月前に軽い”ギックリ腰“になったということなのですが、その時はしばらく休んでいれば痛みは和らいできたので仕事に支障は出なかったらしいのですが、今回の痛みはそのときとはちょっと感じが違うみたいということです。
また、最近のことでいえば、”ギックリ腰“以外に気になる点がもうひとつあるらしく!!
「右足全体が非常に疲れやすくなった気がしている。」
お話を聞いた上で考えますと・・・。
1ヶ月前の”ギックリ腰“の時に痛みをかばうため、右腰~右足に負担をかけてしまったために今回の痛みに発展したんじゃないかと思われますし、右足が疲れやすいというのは若干ですが”坐骨神経痛“が発症しているような気がします・・・。
ということで、施術を進めていくといきなり気になるところが・・・。
右の”小殿筋“がかなりおかしく、腰部の筋肉なんかに比べても緊張感がありストレスを感じている感があります。また、”小殿筋“を押さえることで今ある”腰の痛み“に似たような感じがあるということです。
”小殿筋・中殿筋“などの殿部の筋肉というのは腰への影響力はかなりなものになってきますので、この筋肉に負担がかかってくることは”腰の痛み“を引き起こす大きな要因の一つになってきています。
”小殿筋“は股関節の筋肉ということなので”大腿四頭筋・ハムストリング・長内転筋・恥骨筋・大腿筋膜張筋“などのバランスを取りつつ、しっかりとストレッチが最重要になってきます。何回も言うようですが、痛いところだけにアプローチしていても良い結果は望めませんからね!!
施術後の帰りには普通に歩くことができていたのでよかったですわ!!
”腰の痛み“と”殿部の痛み“は本人でも判断しにくいところはありますので注意は必要ですね。
最後に硬式のテニスボールを使ってやる殿部の筋肉をケアする方法の説明させていただきました。股関節、特に殿部の筋肉は可動域が大きいためにストレッチをかけるよりもテニスボールぐらいを使い押圧する方法のほうが効果が出やすいので是が非でも行ってほしいですね!!