みなさん、”腹圧“って言葉を聞いたことはありますか?なんとなく文字から連想できると思いますが・・・。たぶんその通りの答えなんですけどね!
この”腹圧“っていうのは言葉の知名度は低いかもしれませんんが、ホント重要になってきています。
普段の生活の中でも意識しておくことで身体のバランスも取れてきますし、まぁ〜まぁ〜良いこと多いところも多いことなので気を付けていきたいところですので、今回はそこのところを紹介していきます!!
”腹圧“って?
先ほども書いたように、なんとなく文字から想像が付くかとは思いますが。
お腹にかかる圧力
腹筋・横隔膜・骨盤内部の筋肉などが収縮することで、腹部に圧力をかけてくることを言います。
イメージ的には、お腹にグッと力を入れている感じです。お腹の内から外の力ではなく外から内側に働く力だと思ってもらうとよいです。
”腹圧“の働き
”腹圧“が大きくかかってくるタイミングというのは「セキ・くしゃみ・排尿・排便」なんかの時には”腹圧“が大きく関係してきます。
風邪なんか引いたときにセキを長期間したりすると、腹筋が筋肉痛になるということは普段あまり使われていない腹筋が、オーバーワークになることで起こってきます。
また、”腹圧“が安定するということは、腰椎のバランスをよくするという役割があります。
”腹圧“が弱くなると
”腹圧“が弱ってくるというか、”腹圧“が低くなってくるというのは、単純に腹筋の力が弱くなっていることが多くあります。
ですので、反復しますが、セキなどを長期間することで腹筋が筋肉痛になってしまいます。弱い筋肉に断続的な力が加わってこれば・・・。ってことです。
もう一つは”腰の痛み“が出やすくなってしまいます・・・。
世間一般的によく言われることで、”腰の痛み“が酷い人は腹筋を鍛えれば症状が緩和することもある。ということです。
これには、このような意味合いがあります。
”腹圧“の働きには腰椎の安定化というのがあったと思います。
ということは、”腹圧“が弱くなってしまえば腰椎は不安定になってしまいます・・・。
ですが、腰が不安定になってしまえば、立ったり座ったりとすべての動きに対して問題が出てしまい普段の生活も大変になってきます。
ですから、人間は必然的にその不安定な腰を何か他の部分を使ってカバーしようとしてきます。
それが腰部の筋肉になってきます。
もちろん普段から腰部の筋肉は腰椎の安定化させるという働きをしています。ですが、”腹圧“が弱ることで通常時より大きな負担が腰部の筋肉にかかってきてしまうために疲労などもたまりやすく、”腰の痛み“が発生してきてしまいます・・・。これもいわゆるオーバーワークですね。
”腹圧“が弱くなるということは腹筋の筋力低下になりますので、腹筋を強くすれば”腹圧“が高まり、腰痛予防に繋がってくるというわけです。
まとめ
”腹圧“ってホント重要になってきています。
以前ボク自身も調子に乗ってスクワットをしているとき、”腹圧“が掛かっていない状態、お腹に力を入れずに続けていたら、腰の違和感がハンパないことになったことがありました・・・。
スクワットは殿部・下肢のトレーニングになってきていますが、運動する際にはしっかりと”腹圧“をかけていかないと腰への負担が大きくなってきますので、”腹圧“を掛けるってことは気を付けないといけません。
ちなみに、腹筋を強化し”腹圧“を高くすれば、腰痛予防になると言いましたが、”腰の痛み“が発生しているときに腹筋運動をすると症状が悪化してきます・・・。
あくまでも予防ですので、腰の調子が良い時に腹筋運動をして”腹圧“が高められる身体作りが必要になってきます!