”トリガーポイント“からの関連痛の続編の”首・肩の痛み“についてです。これに関しては、いわゆる”首の痛み・肩こり“ということになってきますので気になる方も多いでしょうね!
トリガーポイントからの関連痛
”トリガーポイント“からの関連痛なのですが、様々な症状に関係することもありますし意外な症状の原因が関連痛だなんてこともあります。
ので、実際ボクが普段施術をしながら気にしているトリガーポイントを症状別に紹介してみます。
首・肩・背中の痛み
”肩こり“に始まって、”首の痛み・背中、肩甲骨まわりの痛み違和感“のことになるのです。
”トリガーポイント“からの関連痛の痛み、なんかよりも単純に筋肉疲労からくるもののが多くありますが・・・。イヤ~な痛み違和感の原因は関連痛の仕業のことが多いので気になります。
僧帽筋
僧帽筋
この”僧帽筋“は”頭痛“のところでも紹介しましたが、”頭痛“の時は”僧帽筋“の中でも上部に発生する”トリガーポイント“からの関連痛が大きく関係していましたが、”首・肩・背中の痛み“の関しては上部だけではなく中部の”僧帽筋“に発生するトリガーポイントからの関連痛が大きく影響してきます。
痛みの領域としては、一般的に多くの人が”首・肩・背中の痛み“を感じる部分になってきていますので、痛みの原因が”トリガーポイント“の関連痛なのか、単純に筋肉の緊張なのかは少し判断しにくいところもあります。。
頚板状筋
頚板状筋
”頚板状筋“は左右の肩甲骨の間から首の骨である頚椎に伸びていく筋肉になります。単純に筋肉の緊張で首まわりに痛みを出すことは多くありますが、”トリガーポイント“からの関連痛からも上の図で示したあたりの首側面に違和感や痛みが発生してきます。
また、”頭痛“というか目のまわりに違和感を出してくる特徴があります。
肩甲挙筋
肩甲挙筋
”首の痛み・肩こり“という点において”僧帽筋“と並ぶぐらいの重要な筋肉になってくるのが”肩甲挙筋“になります。”トリガーポイント“からの関連痛となりますと、いわゆる、みなさんが思っている”肩こり“の領域から肩甲骨の内側、またウデの付けにまでと広範囲に広がっていく感じになります。
この”肩甲挙筋“、女性のが緊張させやすい傾向にあるのと寝違えの時に痛めることが多いですね。
菱形筋
菱形筋
”菱形筋“の”トリガーポイント“からの関連痛は筋肉の付着部である肩甲骨内側に症状を現わしてきます。
”菱形筋“。今回は一つでまとめましたが厳密に言いますと、”大菱形筋と小菱形筋“に分かれています。が、”トリガーポイント“からの関連痛は同じような感じなのでまとめました。
関連痛から首・肩・背中の痛みのまとめ
”首・肩・背中の痛み“に関係してくる”トリガーポイント“からの関連痛でメジャーなものばかり集めてみました。
基本的には、”トリガーポイント“が発生した部位に近いところに関連痛が発生するケースが多いのですが、稀にかなり離れた部位に関連痛が出てくる場合があるので気をつけないといけなません。