みなさんも一度ぐらいは気にしたことがあると思う”靴の減り方“。この”減り方“と言ってもカカトの部分のことなんですけどね!
気にいっている靴を長期間履いていると、まず間違えなく、靴底は消耗して行きます。そんな中でも特にカカト・・・。
カカトの辺りって特に減っているのがわかりますよね!
ボクが草履代わりに使っている靴
当たり前の事なんですが、人間が歩くときって、ほとんどの人がカカトから地面について、徐々につま先の方に重心が移っていき、最後はつま先で前に蹴り出す感じになっていると思います。
ですから、カカトの部分が一番減りやすい事は仕方がない事なんですが・・・。
その減り具合が気になる?
何となく普通の考えですと、カカトの真ん中あたりから内側・外側と左右均等に減っていくことが理想に思えますが!!
大半の人が、そんな事はなく・・・。内側が大きく減ってきたり外側だったりと、カカトの減り方って様々だと思います。
で、ここで問題なって来るのが、内側が減りやすいってことはX脚で内股になっているような感じを受けますし、外側が減りやすい人はO脚になっているように思われがちですが、実際はそういうことだけではありません。
というより、正直なところ、カカトの真ん中あたりから均等に減っていく人なんかは、そうそういません!!
大概の人は、カカトの外側が減りやすくなってきています。
でも、これって正常なことが多くなっていまして、人間の身体を左右均等に縦に線を引いたとき、足っていうのは、その中心線よりも外側にあると思います。
これっていくら左右のカカトをしっかり揃えても若干外に出てきます。
この状態から足を前に出して歩くということは
カカトの外側
↓
足裏の外側
↓
小趾付け根
↓
母趾の付け根
というように、足裏への重心が移っていくために、カカトの外側が減りやすいというのは間違っていないですし、正常だと思っていいらしいです。
逆に言えば、カカトの中心や内側が減って来る方が以上なので注意しなければいけません。
カカトの中心や内側が減って来ることは、”股関節の捻れ・骨盤の歪み“、または”筋肉のアンバランス“が原因になって来ることもあり、それがキッカケとなり”腰痛“などが発生して来ることもあるので軽視できません。
ただ、カカトの外側が減ることは正常だと思い、長期間そのカカトの減った靴を履くことは、歩き方もおかしくなり身体のバランスを崩し、身体に様々な問題を発生させる原因になって来るので十分に気をつけないといけません。
靴に関しては日本人は欧米人に比べて軽視する傾向にあります。
日本人が靴を履き出したのって、明治時代ぐらいからですよね。それに比べ欧米では、それより100年近く前から靴を履いています。
また、何よりも家の中でも靴を履いているため、単純に靴を履いている時間が日本人に比べて長くなっているので、靴への考え方が違います。
靴っていうのは本当に大事なツールになってきますので、自分に合っているものを履くっていうのは健康維持という点において重要なことになってきますね!!