人間の足のウラって、常に何かに接している部分になってきていると思いません?厳密にいえば靴やくつ下を履いていますし、寝てる時は違いますけど・・・。
ですが、人が活動している時間には必ずと言っていいほど、足のウラは床だったり地面だったりに接しており、多少なり圧力がかかってきています。
特に、歩いたり走ったりするときなんかには、結構な圧が足裏にかかってきています。こんな感じに人間の身体の中で常に圧がかかっているのは足のウラだけで、その圧を何とか緩和しているのが、”土踏まず“になってくるんです。
土踏まずの役割
役割って・・・。今さっきのところで紹介しましたけど!!
地面からくる衝撃を吸収する
これが一番の働きですね!!
ちなみに”足首・ヒザ・股関節”なんかも同じ働きを持っていますが、まずは足のウラ。
足ウラの内側あたりを縦にできているアーチの”土踏まず“が、衝撃吸収を担ってきています。
この働きって、車が好きな方ならわかると思いますが、いわゆる、板バネ。リースプリングと同じ働きになってきています。
このリーフスプリングがしっかり働いていることで、外部からの様々な衝撃を吸収してくれるために乗っている人は快適に過ごせています。
これって、”土踏まず“にも同じことが言えまして、”土踏まず“がしっかりしてくれているおかげで、身体にかかってくる負担を軽減してくれているらしいのです。
逆にいうと、”土踏まず“がない扁平足の人は、地面などからの衝撃をうまく吸収できまいために、身体へのダメージが出やすく問題も出やすいと言われています。
どんな問題が
”土踏まず“が、しっかり機能してない人に起こりやすい問題の代表となりますと・・・。
- 足底筋膜炎
- 踵骨棘
どちらも足のウラ、特にカカト付近に出てくる症状になってきます。
”足底筋“については足の指からカカトの骨に付着しています。”土踏まず“がしっかりしてない人は常に、この筋肉が突っ張った状態でテンションがかかっているために炎症が起きるものが”足底筋膜炎“。
で、それを放置してしまうとカカトの骨にトゲのようなものが出来てしまい、痛みなどの違和感を感じさせる”踵骨棘“。
どちらも足のウラに痛みを発生させてきますので、歩いたりするときにも厄介になってきます。
でも、この症状、”土踏まず“がしっかりしている人にも起こることが・・・。
例えば、足に合っていない靴を長時間履いたり、アスファルトのような硬いところを長時間歩いたり、走ったりすることでも発症することもありますので気をつけないといけません。
また、地面からの衝撃をうまく吸収出来てないことで、腰なんかには負担が大きくなってくることもあり、痛みを発生させてくることもありますから、気を付けないと・・・。
まとめ
というように、”足のウラ・土踏まず“はとっても重要なところになってきます。しっかりとした”土踏まず“を維持していくことは、身体を健康に保つためのポイントにもなってきます。
では、どうやって、しっかりとした”土踏まず“を作ればいいかと言いますと!!
床にタオルを置きまして、その上に足を置き、指でタオルを手繰り寄せる運動が良いと言われています!
さほど難しい事でもなく、座りながらでもできると思いますので、しっかりやって万全な”土踏まず“を作り問題の起こりにくい身体にしていきましょう!
ちなみにボクは扁平足です・・・。
今のところ、さほど身体に異常はないのですが、このことを知ってからは将来のことが恐ろしく感じます・・・。