虫歯でもないのに、なんか”アゴの付根“あたりが痛むことはありませんでしたか?それって・・・。
歯医者の先生に診ていただいても、虫歯があるわけでもなく問題ありません。が、なんか”アゴの付根“というか奥歯なのかわかりませんが、痛みや違和感が・・・。
これって案外、筋肉の仕業だったりするんですよね!
っということで、今回はこんな症状を紹介してみます。
で、早速ですけど結論からいきますと!
この3つの筋肉が怪しく原因かも!?
- 胸鎖乳突筋
- 側頭筋
- 咬筋
細かくいえば、この他にもいくつか怪しい筋肉はあると思いますが、筋肉的にもメジャーなものにということになれば、この3つの筋肉が挙げられると思います。
では、なぜに?この3つの筋肉に問題があると、”アゴの付近“や奥歯に痛いや違和感が出てくるかと言いますと!
下に紹介する3つの筋肉の図を見ていただければ、なんとわかるかも・・・。
この3つの筋肉、全てが”アゴの付根“付近に付着しているからです。
で、これって当たり前のことなんですが、筋肉が緊張したりして問題がある時って、その筋肉に痛みや違和感が発生してくることは、ごく普通のことです。
これは、全ての筋肉について言えることで、しかも、筋肉の付着している骨付近の方が痛みが強く発生する傾向にあります。
これを踏まえて、先ほどの筋肉の図を見てみると、全てが”アゴの付根“付近に位置していると思います。
そうなってこれば、筋肉の緊張がキッカケになり、”アゴの付根“や奥歯のあたりに痛みが発生してきてもおかしくありません。
というのが一つ目の原因になってきます。
って、もの一つ痛みの源となるものがありまして、それがトリガーポイント。
以前紹介したと思いますが。
トリガーポイントとは
「身体の約200対に及ぶ筋肉の、筋組織内部の硬結上の結節(しこり)に存在し、指圧刺激で鋭く身体の深部に感じる痛みを発する、引き金となる限局性のポイント」特徴的なのは、関連痛という痛みのある場所から、離れた場所に原因となるトリガーポイントが存在するケースが多く見られます。
で、この関連痛というのが問題で、下の図は咬筋のトリガーポイントからの関連痛の範囲にで、見事に”アゴの付根“付近に発生してくるんですよね・・・。
また、トリガーポイントの関連痛って、芯に響くような痛みがあることもあり、それが奥歯の痛みと勘違いすることもあるように思います。
この二つのことが原因になって、”アゴの付根“付近・奥歯の痛みにつながっているんでしょうね!
重ねて、この3つの筋肉に共通していることは、”肩こり“に関係していることです。
首〜肩の筋肉が緊張することで、”側頭筋・胸鎖乳突筋・咬筋“あたりは問題が発生してくる事は多くありますので、こういう症状が出ることもあります。が、”肩こり”が酷いからと言って、アゴの付根付近や奥歯に症状がが発生するわけではありません。
ただ可能性的には高くなってきますので、気を付けなくてはいけないところですね!!