呼吸の仕方にもイロイロと

人間が生きていくための、酸素を取り入れ二酸化炭素を排出する。呼吸。

呼吸にもいろいろありますよ

で、この呼吸の仕方には、いくつかあるって知ってますか?

ということで、今回は代表的な呼吸の仕方についての紹介です。

腹式呼吸

呼吸といって、まず初めに思い出されるのが、この呼吸。”腹式呼吸“!

なんか、”腹式呼吸“って世間一般的には良い感じのイメージがある呼吸じゃないかと思います。

で、まずはこの呼吸の一番の特徴となるのが、”横隔膜“を使うことが重要になってきています。

腹式呼吸は横隔膜

この”横隔膜“を使うことによって肺に空気・酸素を取り入れる呼吸の仕方になってきます。

“横隔膜“が収縮して下部に下がることで、肺が広がるスペースが大きく取れるために空気を取り入れることができ、今度は横隔膜が戻ろうとする時の力を利用して肺が空気を押し出すという仕組みになっています。

この”腹式呼吸“、女性は難しく思っている方が多いらしく、”腹式呼吸“を使っているのは男性のが多いとも言われています。

また、”横隔膜“は腰部の筋肉との関係が深く、”横隔膜“が硬くなり動きが悪くなることが原因で”腰に違和感や痛み“を感じることも少なくありません。

横隔膜の緊張から腰痛

胸式呼吸

次は”胸式呼吸“なのですが、先ほど紹介した”腹式呼吸“に比べると知らない方もいるかもしれません。

呼吸の仕方としては、肋骨の周りの筋肉を利用して胸を広げることによって、肺を広げ空気を取り入れ、肋骨が戻る力を利用して肺から空気を押し出す感じになっています。

”腹式呼吸“でいう”横隔膜“の役割を、”肋骨周りの筋肉“が果たしていることになります。

最内肋間筋・胸横筋は胸式呼吸

また、これは意外だったんですが!深呼吸は”胸式呼吸“をしっかりやることみたいなんです。

ボクはてっきり、”腹式呼吸“が深呼吸だと思っていましたが、そうじゃないんですね!

でも、よくよく考えれば深呼吸の時って「胸を大きく広げて!」って言いますから、”胸式呼吸“のことですわ!

胸を広げて深呼吸は胸式呼吸

ちなみに、”胸式呼吸“は女性の方が多く使っているようです。

これには、女性が妊娠中にお腹が大きくなって、お腹に負担をかけたくなるために自然と”胸式呼吸“を使っているためだと考えられています。

まとめ

また、このほかにも”肋間呼吸・逆腹式呼吸“というのもありますし、ヨガの呼吸法として”片鼻呼吸・ウジャイ呼吸・カパラバティ“などもあるみたいです。

で、まさか男女によって呼吸の仕方に特徴があるなんて知りませんでした!!

また、運動時や緊張している時なんかには”胸式呼吸“。リラックスしている時には”腹式呼吸“がよく使われているみたいです。

なんにしても、フレッシュな空気・酸素を目一杯に取り入れ、身体を上手に活性化させたいですね!!

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