”ふくらはぎ“を整えて健康な身体に!って数年前に注目されてましたね!
”ふくらはぎ“は第二の心臓なんて呼ばれており、”ふくらはぎ“が伸縮することで血液を循環させるために働いてくれている、素晴らしい筋肉っていわれています。
と、そんな”ふくらはぎ“を今回はちょっと違った視点からの話です。
”ふくらはぎ“が太い細い
人間さまざまで、”ふくらはぎ・足首“が太い人もいれば細い人も!
で、なんとなくですが、世間一般的には”ふくらはぎ・足首“が細くなりたいと憧れを持っている人のが多いかと思います。
ですが、アスリートとなってくると話は違ってきます。
身体能力を上げようとすれば、絶対的に筋肉の量は増えてきます。
そう、単純に筋肉が発達し太くなってきます。これは”ふくらはぎ“も同じことでトレーニングすれば必然的に太くなってきます。
でも、これってスポーツの種類によって、”ふくらはぎ“の太さって違ってくるんですよ。
それには、”ふくらはぎ“を構成している二つの筋肉の特性が大きく関係してきています。
”ふくらはぎ“の筋肉
ふくらはぎには二つの筋肉が!
- 腓腹筋
- ヒラメ筋
ふくらはぎの表層面に位置するのが”腓腹筋“。で、その下にあるのが”ヒラメ筋“になってきており、これらの筋肉の先には”アキレス腱“が存在しています。
で、この二つの筋肉には正反対の特性があり
- 腓腹筋・・・・瞬発力
- ヒラメ筋・・・持久力
筋肉には速筋と遅筋という分け方があります。”腓腹筋“は速筋になり瞬発的な力を発揮するのが得意な性質があり、”ヒラメ筋“は遅筋で持久力のある筋肉になってきます。
短距離と長距離
で、ここで”ふくらはぎ“が太い細いの話なんですが!
陸上選手の”ふくらはぎ“で比べてみると
参照:筋肉のしくみ・はたらき事典
ちょっと二つの画像の角度が違いますが、左側が短距離走の選手。右側が長距離走の選手の”ふくらはぎ“になります。
短距離走の選手は瞬発的に大きな力を必要としますので”腓腹筋“が発達し、長距離走の選手には長く走るための持久力が大事ですので、”ヒラメ筋“が発達してきます。
で、もう一度、”ふくらはぎ“の画像を!
”腓腹筋“は足首に向かっていくほど細くなっていく形をしていますが、”ヒラメ筋“は”腓腹筋“ほど細くはなっていきません。
このメリハリの違いです。
”腓腹筋“の方がメリハリがあるのと、”ヒラメ筋“の方が”アキレス腱“付近が太いので”腓腹筋“の方が細く見えてくるのです。
まとめ
こんな感じで、二つの筋肉の発達の仕方が原因で、”ふくらはぎ・足首“が太く見えたり細く見えたりしてきています。
なら、短距離ばかり走って”腓腹筋“を鍛え上げていけば、メリハリのある”ふくらはぎ“になるかっていいますと・・・。
この速筋と遅筋っていうのは、生まれながら発達しやすい方が決まっているみたいなんです。