身体がゆがむ原因で一番は何かってきかれたなら、まず最初に思い浮かぶのが”骨盤“ですね!!
なんたって”骨盤“は身体の上下の要になってきます。要ってなると、それは身体の軸ということにもなってきます。左右の軸っていうのもありますけどね・・・。
身体の軸がゆがんでブレてくるということは、身体の至る所にに負担が掛かってきて、おかしなことになってくるのは想像つくと思います…。
これは建物なんかで例えると、一番わかりやすいですかね!!
基礎がしっかりしてくれば、柱が真っ直ぐに立ちますし、梁もしっかりしてくれますから、傾くこともなく丈夫な家が建つと思いますが、基礎がゆがんで柱がまっすぐ立たなければ・・・。
ただ、身体のバランスが崩れてくることで、負担がかかってくるところには個人差があり、その人の生活スタイルや癖なんかが影響してくるので、人それぞれ違うところに負担がかかってきます。
というよう感じに、人間の身体も重要になってくるのが”骨盤“になってきます。
って、よく”骨盤“がゆがむと足の長さが変わってくるっていうじゃないですか!?
しっかりわかっている人も少ないと思いますので、今回は「”骨盤“のゆがみと足の長さ」の話を!!
ということで早速!
上の図は”骨盤“を正面から見たものになります。緑の丸で示したところに関節があるのですが、ここの関節にゆがみが出ると足の長さに影響が!!
ちなみに、この関節は”仙腸関節“って呼ばれています。
ゆがむといっても?っていうことになると思いますので、そのあたりのメカニズムを!
上の図は”骨盤“を横から見たものになり、左側が身体の前側で右が身体の後ろ側になっています。
同じように緑の丸で示したところが先ほどの関節で、赤い丸で示したところが股関節になってきます。
で、この”仙腸関節“がゆがむことで足の長さに影響が出てくるのですが、そのゆがむ方向がちょっと変わっていて!
緑の丸を中心に、赤の矢印で示したように時計回り・反時計回りに回るというかゆがんできます。
この”骨盤“のゆがみ方は、イスに座っている時に足を組んだりするような人は顕著に現れてくるゆがみ方になってきます。
それで、この”仙腸関節“が反時計回りにゆがむと股関節の位置が、若干ですが下がってきます。こうなってくることが足が長くなってくるということです。
でも、これって実際に足が長くなっているわけではなく、股関節の位置が下がっているので、反対の足より長くなっているように見えるだけなんです・・・。
ただ、このように”骨盤“がゆがんできて足の長さに変化が出てくると、身体が傾きやすくなってきます。
短いほうに身体は傾く傾向にあります。
この傾きは、”首の痛み・肩こり・腰痛“などなど身体の不調の原因になりかねませんので気を付けないといけません。
骨盤のゆがみ簡単チェック
- 真っすぐ立って、カカトを合わせる
- ツマ先の出面を合わせる
- 湯っ来るイスに座る
- ヒザの内側をくっつけ
- ヒザの出面を確認
ヒザの左右の出面に違いがある場合は、骨盤のゆがみのある可能性があります。
ですが、人間の足や手が左右同じなんて方はそうそういないので、そこまで神経質になることもありませんが、気にしておいて損はありません。