ストレッチするというと、身体のどの部位を思い浮かびますか?首・肩なんて人も多いでしょうが、ここをやる人も結構いると思います。
”ハムストリング“
太ももの裏側にある筋肉になってきます。
ストレッチっていうと、この”ハムストリング“を伸ばすという人も多いように思います。特に運動する前なんかには”ハムストリング“をしっかりストレッチするのを見かけます。
”ハムストリング“は実際、すごく重要な筋肉でもありますし、人間の身体にある筋肉の中でも”太くて力のある筋肉“の一つにもなっています。
筋肉自体の力が強いということは、身体に与えてくる影響力も比例して大きくなってきています。
影響力という点において”ハムストリング“は、特に”腰の痛み・骨盤の歪み“などには大きく関係してきます。現に”ハムストリング“が正常に機能するということは”腰痛“の改善にもつながってきています。
っと、そんな”ハムストリング“なんですが、一人でしっかり伸ばすとなると割と大変で…。なので、今回は一人でも効率の良いストレッチの仕方を紹介してみたいです。
が、その前に少しハムストリングの構造を!!
”ハムストリング“って、三つの筋肉から構成されています。
- 内側の半腱様筋・半膜様筋
- 外側にある大腿二頭筋
っていう感じになっています。
”ハムストリング“の一番の働きとして挙げられるのは、膝を曲げるとき。また、足をというか股関節を反り上げるときに使う筋肉になってきます。
で、”ハムストリング“自体、強い力がある筋肉なんですが、この三つの筋肉は1本1本でも非常に力のある太い筋肉になっているので、自分一人でストレッチをするには結構大変になってきます。
まぁ〜…。他人の手を借りれば問題ないのですが、一人でやると…。しかも、身体が硬い人なんてホント大変なってくると思います。
そんな”ハムストリング“をストレッチかけるときに、ちょっとこんなところに気を付けてもらうと、いつもより効率よく伸ばせる方法を!!
このちょっとした、ひと手間を掛けるだけで格段に伸ばしやすくなります。
例えば、こんな風にハムストリングを伸ばしているとするじゃないですか!
その時に、つま先を外に向けると、”ハムストリング“の内側にある”半腱様筋・半膜様筋“にテンションが掛かりやすく、割と簡単に筋肉を伸ばす事ができます。
で、今度はつま先を内側に向ければ、外側にある”大腿二頭筋“を伸ばしやすくする事ができます。
ホント、ちょっとしたことなんですが、つま先の位置を変えるだけで筋肉へのテンションの掛かり方が全然変わってくるのです。
こんな感じに、いくら太く力が強い筋肉でも、一本一本づつストレッチ掛けれれば、自分一人で行うときはも楽なんですよ!
ちなみに、”ハムストリング“がしっかり緩んでいることは腰への負担が少なくなり、腰痛予防にもなりますので、気になる人は人は是非やってみてください!!